今日は、慢性的に肩こりがひどく、ここ最近手のしびれが出てきてしまった方を紹介します。

この方は、1ヶ月程前から肩から腕のしびれを感じるようになり、始まりは、朝の起床時にビーンとした痺れを腕に感じたことからということでした。
一時の痛みからは良くなりましたが、まだ左手の親指と人差し指の感覚がなく、肩の状態も変化はしているのですが、なかなか良くならないということで来院されました。

 

 

肩こりになる姿勢は、手の痺れにつながるケースも!?

検査をしていくと、大分左肩が前方に出ており、肩もガチガチに固まっていて本当に慢性的に負担をかけていた様子が明らかにわかりました。
神経学的な検査をすると首の動きで痺れが強まったり、神経を延ばすポジションで症状が悪化したりするので、どこかしらで神経を圧迫していることが考えられました。
腕や手まで走る神経を圧迫する部分は、首の神経が出ている場所以外にも、胸の筋肉の辺り、そして肘や手首の部分でも起こりえます。またそれが複合的に関わっているケースもあるのです。
この方の場合も首や胸、そして手首など複合的に問題が絡まっていました。

 

まずは、首の関節を痛みのない方向へ注意しながら動かし、胸の筋肉をしっかり緩めることから始めました。また大分慢性的な問題のようで、肩や肩甲骨も猫背のように丸まった状況で固定されてしまったいるようだったので、しっかり後ろに動きがつくように治療していきます。また腕の固くなった筋肉や手首の関節についてもアプローチしました。

治療後には大分楽になったようで、3回治療したあたりではシビレを感じる回数が減ってきたとのことだったので、私も安心しました。

 

 

今日のpoint

今回の手のしびれの原因は、「長年の猫背や肩を丸める体勢をとっていたことで、首の関節に負担がかかったこと、また極度に胸の筋肉の緊張が起こったこと」でした〜。
この方は、左肩を下にして寝ることが多く、朝起きるとしびれが酷くなっていることがあるとのことで、大分寝ている間に肩が丸まり、胸の筋肉を縮こめてしまっていたことが悪い影響を及ぼしたのでしょう。

日々の姿勢や体勢などは、慢性的になると酷い症状やシビレなどにつながりやすいです。早めに骨格や筋肉の状態を正常な状態に戻してあげれるカイロプラクティックで治療を受けましょう!

 

 

 

K.K.

 

 ——————————————————————————————————————–

カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。

カイロプラクティックケアを希望する方 CONTACT 

麻布十番のカイロプラクティック治療院 CHIROPRATICA

———————————————————————————————————————